生まれた季節を好きだと言うこと

彼女は夏が好きだと言った。

生に満ちた青い緑。
命の声を届ける蝉。 
力を失う変わり目。

移りゆく季節の中、
一瞬、一瞬を
彼女は愛した。
 
生まれた季節を好きだということ。
生物としてこんなに幸せに思えることはあるか。

そして自分はそんな彼女をとても愛おしく思う。

寝癖に愛嬌を。

今まで自分が触れてきたものをのんびり書いてます。

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